SIS 9.1
マップフレームアイテムとは

マップフレームアイテムとは

マップフレームデータを編集する

マップフレームから地図データを取り除く

テンプレート上でマップフレームを移動する

マップフレームの外形線を編集する

マップフレームのビューをパンニングする

マップフレームプロパティ

経緯線網の追加

経緯線網の編集

キーマップ、方位シンボル、スケールバーの追加

凡例の追加

マップフレーム内のオーバーレイの操作

複数のマップフレーム

マップフレームの対象データ呼び出し

マップフレームアイテムとは

マップフレームアイテムは、プリントテンプレートで使用します。マップフレームは枠であり、このフレームの中に別のウィンドウのビューをリンクして表示します。参照元のデータが変更されると、フレーム内のビューも変わります。マップフレーム内の個々の図形を選択することはできませんが、マップフレームデータのスケールと角度は変更できます。

マップフレームアイテムはポリゴンアイテムと似ており、ブラシペンなど、同じようなプロパティを持ちます。また、マップフレームはサイズの変更やコピーができますので、1つのプリントテンプレート上に、同じ地図を異なるスケールで表示した複数のビューを配置することも可能です。

マップフレームのプロパティダイアログでは、通常のスタイルスキーマユーザ属性ジオメトリすべてタブに加え、マップフレームタブが使用できます。ここではグリッドの追加、マップフレームの参照先であるオーバーレイの確認、マップスケールとスクリーンスケールの変更などができます。

異なるスケールを使用するには、マップフレームのプロパティダイアログでスケールマップフレームを変更します。また、スケールスクリーンを変更すると、元のマップドキュメントのスクリーンスケールの設定に合うよう、データが表示されます。

プリントテンプレートウィザードも参照してください。

ページの先頭へ戻る

マップフレームデータを編集する

マップフレームアイテムの中に表示される地図データは、単に参照先のオーバーレイのビュー内容を反映しているだけなので、直接編集することはできません。しかしながら、マップフレームが参照するオーバーレイに対して編集を行うことは可能です。

ページの先頭へ戻る

マップフレームから地図データを取り除く

マップフレームの内容を取り除くには以下の操作を行います。

  1. マップフレームを選択し、ローカルメニューからプロパティ....を選択します。
  2. マップフレームのプロパティダイアログのマップフレームタブで、オーバーレイボタンをクリックします。

  3. オーバーレイダイアログ一般タブの、編集ドロップダウンリストから削除を選択し、オーバーレイを削除します。

ページの先頭へ戻る

テンプレート上でマップフレームを移動する

マップフレームを移動するには、マップフレームアイテムを選択し、ローカルメニューからアイテム移動を選択して操作を行います。

ページの先頭へ戻る

マップフレームの外形線を編集する

マップフレームアイテムはポリゴンアイテムのサブクラスですので、ポリゴンアイテムと同じ要領で扱うことができます。

マップフレームアイテムにループを加えると、マップビューの特定の領域を切り出して表示することが可能になります。

ローカルメニューのアイテム移動またはアイテム移動[編集タブ-ジオメトリ]を使用し、Ctrlキーを押しながらマップフレームアイテムを配置すると、マップフレームのコピーを作成することができます。これに引き続きそれぞれのオーバーレイの内容を編集すると、1つのシートに、地図の異なる様相を表示する複数のマップフレームアイテムを配置したことになります。

また、マップフレームアイテムのスケールを変更し、特定の領域を拡大して表示することも可能です。

ページの先頭へ戻る

マップフレームのビューをパンニングする

マップフレームのローカルメニューからマップフレームパンニングを選択すると、マップフレームに含まれるマップビューの位置を変えることができます。移動元(移動するポイント)をクリックし、次に移動先(最初に指定した点が移動する先のポイント)を指定します。移動先をクリックする代わりにEnterキーを押すと、最初に指定した点がマップフレームの中心に配置されます。マップフレーム内のアイテムをスナップすることはできません。

ページの先頭へ戻る

マップフレームプロパティ

マップフレームのプロパティはプロパティコントロールバーで編集することができます。

または、マップフレームのローカルメニューからプロパティ...を選択するか、アイテムプロパティ[ホームタブ-選択]を選択し、マップフレームのプロパティダイアログを表示します。

内容編集

オーバーレイ

マップフレームのオーバーレイを編集することができます。ボタンをクリックし、使用可能なオーバーレイを選択します。

スケール

マップフレーム

マップフレームの内容のスケールです。

スクリーン

マップフレーム上でスケールフィルタを適用するためのスケールです。このプロパティによって、出力のスケールには影響を与えずにアイテムにスケールフィルタを設定することができます。

マップフレームグリッド

初期設定

マップフレームにデフォルトのグリッドを作成します。

クリア

マップフレームのグリッドをクリアします。

副グリッド

ペン

マップフレームの副グリッドの描画に使用するペンです。ドロップダウンリストから選択します。

間隔

マップフレームの副グリッドの間隔です。0(ゼロ)を入力すると副グリッドは表示されません。

主グリッド

ペン

マップフレームの主グリッドの描画に使用するペンです。ドロップダウンリストから選択します。

間隔

マップフレームの主グリッドの間隔です。0(ゼロ)を入力すると主グリッドは表示されません。

ライン表示

グリッドラインの表示をオフにするには、チェックを外します。

コーナー注記

マップフレームの四隅(コーナー)の注記テキストをオフにするには、チェックを外します。

エッジ注記

マップフレームの四辺の注記テキストをオフにするには、チェックを外します。

略式表示

チェックを入れると、エッジ注記が略式で表示されます。コーナーのテキストには影響しません。

注記方向修正

反転している注記の方向を修正します。

フォント

グリッドのテキストが使用するフォントです。

文字高さ

グリッドのテキストの文字高さです。

マップフレームグリッドの設定はすべてここで変更できます。

マップフレームにはマップフレームスケールマップフレーム角度のプロパティもあります。これらの設定は、プリントテンプレートを配置する際に行います。

配置後は、マップフレームのプロパティダイアログから変更することが可能です。

スケール:マップフレームを変更すると、マップフレームの範囲に入るグラフィック領域が増減します(マップフレームのサイズには影響しません)。地図上のグラフィックとテキストは拡大/縮小されたように見えます。

スケール:スクリーンは、マップフレーム内のスクリーンスケールです。初期設定では、この値はマップフレームアイテムのスケールと同じです。スクリーンスケールを変更すると、マップフレームに表示/印刷されるデータは、設定したスケールにズームした際に表示されるものと同じになります。

例えば、建物を表すアイテムのスケールフィルタとして、最小スケール(_scalemin#)が「100」、最大スケール(_scalemax#)が「1000」に設定されている場合、建物のアイテムは、スクリーンスケールが「100 ~ 1000」の範囲では表示され、それ以外では非表示になります。

元のマップフレームのスケールがこの範囲ではなかった場合、建物のアイテムは表示されませんが、スクリーンスケールをこの範囲に設定すると、マップフレームに表示する領域を変えることなく、建物のアイテムを表示/印刷することができます。

地図データセットのアイテムは、通常、アイテムが表示されるスケールの範囲を保持しています。マップフレームのスクリーンスケールと、マップフレーム内の各アイテムの表示範囲のスケールとが比較され、どのアイテムを描画するかが決まります。

マップフレームの角度を変更するには、マップフレームアイテムのローカルメニューからマップフレーム内の回転を選択して操作を行います。

プロパティの詳細については、マップフレームも参照してください。

ページの先頭へ戻る

経緯線網の追加

経緯線網は、プリントテンプレートウィザードで追加しなかった場合でも、作成したテンプレートに後から追加することが可能です。マップフレームアイテムを選択し、ローカルメニューから経緯線網作成を選択します。

経緯線網スタイルダイアログが表示されます。

詳細については、プリントテンプレートウィザード経緯線網の追加を参照してください。

ページの先頭へ戻る

経緯線網の編集

マップフレームをクリックする際にSスナップコードを使用すると、アイテム選択ダイアログが表示されます。このダイアログの左側のリストから経緯線網を選択します。

経緯線網を選択したら、ローカルメニューからプロパティを選択し、経緯線網のプロパティダイアログを表示します。ここでプロパティを変更することが可能です。

また、使用している経緯線網がカレントライブラリに保存されている場合は、ライブラリコントロールバーで経緯線網を選択し、ローカルメニューからプロパティ...を選択して、経緯線網のプロパティを変更することも可能です。


経緯線網には、この他にスタイル保存...スタイル呼び出し...コマンドがあります。

スタイル保存...は、経緯線網のスタイルをオブジェクトとしてカレントライブラリに保存します。

既に保存されている経緯線網がある場合、スタイル呼び出し...を使用し、保存されている経緯線網のスタイルをカレントの経緯線網に適用することが可能です。それまで使用していたカレントのスタイルが置き換わります。

ページの先頭へ戻る

キーマップ、方位シンボル、スケールバーの追加

キーマップ、方位シンボル、スケールバーは、プリントテンプレートウィザードで追加しなかった場合でも、作成したテンプレートに後から追加することが可能です。マップフレームのローカルメニューからキーマップ作成...方位シンボル作成...スケールバー作成...を選択して操作を行います。

キーマップを追加するには、ライブラリに名称が“*km.”で始まるアイテムが少なくとも1つ必要です。プリントテンプレートウィザードのキーマップの追加を参照してください。

方位シンボルを追加するには、ライブラリに名称が“*np.”で始まるシンボルが少なくとも1つ必要です。プリントテンプレートウィザードの方位シンボルの追加を参照してください。

スケールバーを追加するには、ライブラリに名称が“*sb.”で始まるシンボルが少なくとも1つ必要です。プリントテンプレートウィザードのスケールバーの追加を参照してください。

ページの先頭へ戻る

凡例の追加

プリントテンプレートに主題図のオーバーレイが含まれる場合、マップフレームのローカルメニューから凡例を選択して、主題図の凡例を追加することができます。

必要な凡例を選択し、クリックしてテンプレートに配置します。

ページの先頭へ戻る

マップフレーム内のオーバーレイの操作

マップフレーム内のオーバーレイは編集することができません。編集は元のマップウィンドウで行う必要があります。

しかしながら、元のデータセットと新しく作成したマップフレームが共に開いている場合、元のマップウィンドウで行われた変更操作をマップフレームに反映させることができます。これはマップフレームウィンドウを選択し、更新[ホームタブ-マップ]を使用することによって行います。

一度これらのデータセットを保存し、再び開いた場合には、このリンクは切れてしまうため、この方法で変更を反映させることはできなくなります。この動的なリンクは内部データセットではないものについてのみ有効です。マップドキュメントとはリンクしていないので、マップドキュメントやマップフレームが保存/再開された際にリンクが失われます。

マップフレームのオーバーレイは元のマップウィンドウとは別に操作することが可能です(例:非表示にする、フィルタを適用する、等)。

  1. マップフレームを選択します。
  2. ローカルメニューからプロパティ....を選択します。マップフレームのプロパティダイアログが開きます。
  3. マップフレームタブの、オーバーレイ...ボタンをクリックします。
  4. オーバーレイダイアログが表示されますので、マップフレームで表示するオーバーレイを選択し、スタイル、優先表示等を指定します。
  5. フィルタを適用する場合は、オーバーレイダイアログのフィルタのドロップダウンリストから選択します。

ここで行った変更操作はマップフレームにのみ作用します。元のマップウィンドウのオーバーレイには一切影響しません。

ページの先頭へ戻る

複数のマップフレーム

一度プリントテンプレートを作成すれば、マップフレームの編集が可能です。マップフレームのコピーを作成することもできるので、複数のマップフレームをテンプレートに置き、マップフレームプロパティを使って別のスケールに設定することも可能です。

上記の例では、1つのテンプレートに2つのマップフレームが別のマップスケールで配置されています。

ページの先頭へ戻る

マップフレームの対象データ呼び出し

修正したプリントテンプレートはマップドキュメントファイルとして保存することができます。このマップドキュメントを呼び出すと、参照するデータセットのカレントの内容を表示します。データセットの内容が変更されている場合、それらはマップフレームアイテムに反映されます。したがって、実際のマップと照合して、変更点の確認や、修正点の検討が必要になる場合もあります。

マップフレームアイテムとして表示されている元のマップを確認するには、マップフレームを選択し、対象データ呼び出し[紙タブ-マップフレーム]を選択します。これにより、新しいウィンドウが作成され、マップフレームアイテムのオーバーレイとして定義されているデータセットが開きます。

内部オーバーレイの場合、対象データ呼び出しは、元のマップドキュメントとのリンクを断つ形で内部オーバーレイをコピーします。従って、対象データ呼び出しを使用し、内部オーバーレイのグラフィックを編集した場合、マップフレーム範囲への抽出[紙タブ-マップフレーム]を使ってマップフレームアイテムを更新する必要があります(ベースデータセットや他のファイルベースのデータセット、データベースベースのデータセットはこの限りではありません)。

 


ページの先頭へ戻る