SIS 9.1
ポイントテキスト作図(コマンド)

コマンド名:AComText

説明:

ポイントテキスト作図は、1行、または複数行から成るテキストアイテムを作成します。コマンドを選択し、必要なテキストをダイアログに入力します。改行にはEnterキーを使用します。テキストの入力を完了したらOKボタンをクリックし、次にテキストを配置する位置を画面上でクリックします。このポイントがカレントの調整点となり、テキストアイテムはこの点を中心として水平/垂直位置を調整されます。テキストアイテムを回転させるには、2点目を指定します。水平に配置するにはEnterキーを押します。

テキストアイテムのサイズは文字ポイント高さデータセットスケールで決まります。文字ポイント高さは、紙の上でのサイズで、文書作成ソフトウェアで使用するものと同様です。データセット上のほとんどのグラフィック(例えば道路)は実世界と対応しており、紙ではありません。しかしながら、画面上では実世界のグラフィックとテキストを同じウィンドウに表示する必要があるため、データセットのスケールが必要になります(テキストの画面上の表示サイズは、文字ポイント高さプロパティ値とデータセットスケールをかけた値になります)。
データセットのスケールが不適切であると判断した場合、SISからデータセットスケールが提案されます。データセットスケールを後から変更すると、すべてのテキストのサイズが変更されたように見えます。

テキストのサイズを実世界のグラフィックと関連付け、永久に固定しておきたい場合は、ボックス(ボックステキスト作図)を使用します。

ポイントテキストを編集するには、テキストを選択し、ローカルメニューのプロパティを選択すると表示されるダイアログの、テキストタブを使用します。テキストの編集を参照してください。

ポイントテキストを作成しようとすると、SISからデータセットスケールが不適切であるとの警告が出され、変更を促される場合があります。内部データセットを使用している場合によく起こりますが、これは内部データセットは作成時にデータセットスケールを1とするからです。

スケールの警告を表示したくない場合は、オプション[ファイルメニュー]オプションダイアログ、その他のタブで、データセットスケールの警告を表示しないにチェックを入れます。

ポイントテキストの高さとデータセットスケール

ポイントテキストは常に同じサイズ(そのポイントサイズ)で表示されます。データセットスケールを変更すると、ポイントテキストのサイズが変わります。データセットスケールは他のタイプのテキスト、すなわち、ボックス(ボックステキスト作図)ラベル(ラベルテキスト作図)ライン(ラインテキスト作図)には影響しません。

ポイントテキストの画面上の高さを固定する

画面上の高さが固定されたポイントテキストは、ズームイン・ズームアウトを行っても、画面上で常に同じ高さ(ピクセル)で表示されます。画面上の高さを固定したテキスト(ズームから独立したテキスト)は、キーマップやシンボルのラベリングをする際に有効です。

ポイントテキストの高さを固定するには、ポイント高さボックスに負の値を入力します。-10と入力した場合、データセットスケールに関係なく、テキストは10ポイントの高さで表示されます。

例:

  1. ポイントテキスト作図を選択します。

    テキストのプロパティダイアログが表示されます。

     

フォント

テキストに使用するフォントをドロップダウンメニューから選択します。

ポイント高さ

テキストのポイント高さを選択します。

テキストの高さはポイントサイズで設定します。文書作成ソフトウェアと同じです。1ポイントは約0.353mmです。

マークアップ

マークアップオプションを使用すると、1つのテキストアイテムに太字斜体といった複数のスタイルや、複数の色、複数のフォントを設定することが可能です。

スタイルの設定方法は次の通りです。

*太字* 「*テキスト見本*」は「テキスト見本」と表示されます。
_斜体_ 「_テキスト見本_」は「テキスト見本」と表示されます。
^上付き文字^ 「^テキスト見本^」は「テキスト見本」と表示されます。
~下付き文字~ 「~テキスト見本~」は「テキスト見本」と表示されます。
-取り消し線- 「-テキスト見本-」は「テキスト見本」と表示されます。

複数のマークアップを組み合わせて使用することも可能です。例えば太字と上付き文字を指定すると、「*面積 = 25^2^*」は「面積 = 252」と表示されます。

注意: フォントサイズはマークアップで変更することはできません。

複数の色の設定:

色は次のように設定します。

%{fill:#RGBの値} テキスト%

以下に記述例を示します。

これは%{fill:#00AA00}緑%でこれは%{fill:#0000FF}青%です。

画面では次のように表示されます。

これはでこれはです。

複数のフォントの設定:

フォントは次のように設定します。

%{font-family:フォント名}テキスト%

以下に記述例を示します。

このフォントは%{font-family:メイリオ}メイリオ%で、このフォントは%{font-family:"MS 明朝"}MS明朝%です。

画面では次のように表示されます。

このフォントはメイリオで、このフォントはMS明朝です。

アウトラインの設定:

アウトラインは次のように設定します。

%{fill:塗りつぶしブラシの色; outline:アウトラインペンの色}テキスト見本%

以下に記述例を示します。ここでは内側に赤、アウトラインに青のRGB値を設定しています。

%{fill:#FF0000; outline:#0000FF}テキスト見本%

画面では次のように表示されます。


エスケープ文字:

\文字を使用して、マークアップ設定をエスケープする(マークアップの意味をなくす)ことができます。

以下に記述例を示します。

*太字*と\*太字記号のエスケープ(アスタリスクをそのまま表示)\*

画面では次のように表示されます。

太字と*太字記号のエスケープ(アスタリスクをそのまま表示)*

テキストの水平位置揃え:左中央

必要に応じてテキストの位置を調整します。

テキストの垂直位置揃え:中央ベースライン

必要に応じてテキストの位置を調整します。

太字斜体下線取り消し線

太字、斜体、下線、取り消し線は自由に組み合わせることができます。

文字背景文字囲みアウトライン文字角丸囲み文字丸囲み

文字背景、文字囲み、アウトラインは自由に組み合わせることができます。文字囲みは、通常の四角い文字囲みに加え、角丸囲みと丸囲みを選択できます。アウトラインについてはテキストの輪郭に色や線幅を設定する(アウトラインテキスト)を参照してください。

塗りつぶしブラシ

テキストの色を設定するブラシを選択します。ブラシの色、塗りつぶし、パターンの設定、透過設定、通常の高度な設定が可能です。

名称未設定ブラシ の定義も可能です。JSONでのブラシ定義のコピー/貼り付け機能も使用できます。

アウトラインペン

アウトラインを選択した場合に使用可能になります。アウトラインのペンスタイルを設定します。

プレビュー

テキストはここに入力します。必要であれば、マークアップの記述方式で入力します。改行はEnterキーで行います。また、Ctrl+C/Ctrl+Vキーや、ローカルメニューの貼り付けを使用し、このボックスにテキストを貼り付けることも可能です。

  1. テキストの入力を完了したらOKボタンをクリックします。テキストアイテムがカーソルに付いてきます。表示スケールに問題がなければ、テキストのサイズを表すボックスが表示されます。

  2. テキストアイテムの調整点を配置する位置を、画面上でクリックします。

  3. 次のどちらかの方法で配置を完了します。
    • Enterキーを押してテキストを水平に配置します。
    • 画面上で2点目をクリックし、テキストを回転させて配置します。

  4. 画面上にテキストアイテムが表示されない場合は、カレントの表示スケールに対してテキストが小さすぎるか大きすぎることが原因です。選択[ホームタブ-ズーム]を使用するとテキストが表示されます。画面の再描画(描き直し[ホームタブ-マップ]またはF5キー)が必要な場合もあります。

ポイントテキストの直立表示

ポイントテキストは、文字直立表示(__text_upright&)プロパティをTrueにすることによって、個々の文字を直立に表示することができます。テキストやビューを回転しても個々の文字は水平に表示され、テキストの行は階段状になります。
文字直立表示(__text_upright&)プロパティは、デフォルトではFalseに設定されています。このプロパティは、テキストアイテムのローカルメニューでプロパティを選択すると表示されるテキストのプロパティダイアログのすべてで変更できます。

テキストの表示は次のようになります。上が文字直立表示Falseの場合、下がTrueの場合です。


互換性:

リボングループ:

作成タブ-テキスト

関連コマンド:


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