ボックステキスト作図は、1行、または複数行から成るボックステキストアイテムを作成します。コマンドを選択し、必要なテキストをダイアログに入力します。改行にはEnterキーを使用します。テキストの入力を完了したらOKボタンをクリックし、次にテキストを配置する位置を画面上でクリックします。このポイントがカレントの調整点となり、テキストはこの点を中心として水平/垂直位置を調整されます。
ボックステキストアイテムは長方形のボックスの中に配置されます。このボックスの4つの角と各辺の中点、ボックスの中心にはハンドルがあります。ボックステキストアイテムのテキストは、位置揃えのプロパティの設定に従い、これらの点のいずれかを基準として位置調整されます。ハンドルは、ボックステキストアイテムを移動する際に使用することができます。また、Ctrlキーを押しながらハンドルをドラッグすると、ボックステキストアイテムのサイズを変更することができます。
ボックステキストアイテムの高さはメートルで定義します。ポイントテキストアイテムとは異なり、データセットスケールやプリントスケールが変更されると、ボックステキストアイテムは周囲のグラフィックと共に大きさが変わります。
ボックステキストアイテムが編集可能な場合、ローカルメニューのポイントテキストに変換コマンドが使用可能で、これはボックステキストアイテムをポイントテキストアイテムに変換します。変換を行っても、テキストのサイズは変わらないように調整されます。ただし、有効なポイントサイズには一定のレンジがあり、このレンジに収まらない場合には、テキストの高さは有効なポイント高さの値に強制的に変更されます。
ボックステキストを編集するには、テキストを選択し、ローカルメニューのプロパティを選択すると表示されるダイアログの、テキストタブを使用します。テキストの編集を参照してください。

フォント
テキストに使用するフォントをドロップダウンメニューから選択します。
ポイント高さ
テキストの高さはスケールに依存します。ボックステキストでは使用できません。
テキストの高さはポイントサイズで設定します。文書作成ソフトウェアと同じです。1ポイントは約0.353mmです。
マークアップオプションを使用すると、1つのテキストアイテムに太字や斜体といった複数のスタイルや、複数の色、複数のフォントを設定することが可能です。
スタイルの設定方法は次の通りです。
*太字* 「*テキスト見本*」は「テキスト見本」と表示されます。 _斜体_ 「_テキスト見本_」は「テキスト見本」と表示されます。 ^上付き文字^ 「^テキスト見本^」は「テキスト見本」と表示されます。 ~下付き文字~ 「~テキスト見本~」は「テキスト見本」と表示されます。 -取り消し線- 「-テキスト見本-」は「 テキスト見本」と表示されます。複数のマークアップを組み合わせて使用することも可能です。例えば太字と上付き文字を指定すると、「*面積 = 25^2^*」は「面積 = 252」と表示されます。
複数の色の設定:
色は次のように設定します。
%{fill:#RGBの値} テキスト%
以下に記述例を示します。
これは%{fill:#00AA00}緑%でこれは%{fill:#0000FF}青%です。
画面では次のように表示されます。
これは緑でこれは青です。
複数のフォントの設定:
フォントは次のように設定します。
%{font-family:フォント名}テキスト%
以下に記述例を示します。
このフォントは%{font-family:メイリオ}メイリオ%で、このフォントは%{font-family:"MS 明朝"}MS明朝%です。
画面では次のように表示されます。
このフォントはメイリオで、このフォントはMS明朝です。
アウトラインの設定:
アウトラインは次のように設定します。
%{fill:塗りつぶしブラシの色; outline:アウトラインペンの色}テキスト見本%
以下に記述例を示します。ここでは内側に赤、アウトラインに青のRGB値を設定しています。
%{fill:#FF0000; outline:#0000FF}テキスト見本%
画面では次のように表示されます。
エスケープ文字:
\文字を使用して、マークアップ設定をエスケープする(マークアップの意味をなくす)ことができます。
以下に記述例を示します。
*太字*と\*太字記号のエスケープ(アスタリスクをそのまま表示)\*
画面では次のように表示されます。
太字と*太字記号のエスケープ(アスタリスクをそのまま表示)*
テキストの水平位置揃え:左、中央、右
必要に応じてテキストの位置を調整します。
テキストの垂直位置揃え:上、中央、ベースライン、下
必要に応じてテキストの位置を調整します。
太字、斜体、下線、取り消し線
太字、斜体、下線、取り消し線は自由に組み合わせることができます。
文字背景、文字囲み、アウトライン、文字角丸囲み、文字丸囲み
文字背景、文字囲み、アウトラインは自由に組み合わせることができます。文字囲みは、通常の四角い文字囲みに加え、角丸囲みと丸囲みを選択できます。アウトラインについてはテキストの輪郭に色や線幅を設定する(アウトラインテキスト)を参照してください。
塗りつぶしブラシ
テキストの色を設定するブラシを選択します。ブラシの色、塗りつぶし、パターンの設定、透過設定、通常の高度な設定が可能です。
名称未設定ブラシ の定義も可能です。JSONでのブラシ定義のコピー/貼り付け機能も使用できます。
アウトラインペン
アウトラインを選択した場合に使用可能になります。アウトラインのペンスタイルを設定します。
プレビュー
テキストはここに入力します。必要であれば、マークアップの記述方式で入力します。改行はEnterキーで行います。また、Ctrl+C/Ctrl+Vキーや、ローカルメニューの貼り付けを使用し、このボックスにテキストを貼り付けることも可能です。

ボックステキストの高さ(サイズ)は実世界の単位で設定します(ラベルテキストも同様です)。例えば、2.5メートルの高さに設定したボックステキストは、2.5メートルのサイズの図形として地図上に描画されます。
ボックステキストの配置後に大きさを変更する場合は、ボックステキストを選択し、以下のいずれかの操作を行います。

